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瀬田の唐橋
2020年09月10日
瀬田の唐橋は、滋賀県大津市の瀬田川に架かる橋です。
京都の宇治橋、山崎橋とならんで日本三大橋の1つとされ、
近江八景の1つ「瀬田の夕照」として知られています。
また、ことわざの「急がば回れ」の語源ともなった橋として有名です。

古くは瀬田橋・瀬田の長橋とも呼ばれ、日本最古の正史の「日本書紀」にも登場します。

「唐橋を制するものは天下を制す」とまでいわれるほど、京都へ通じる軍事・交通の要衝であることから、幾度となく戦乱の舞台となりました。
実際に、古代日本最大の内乱である「壬申の乱」をはじめ、「寿永の乱」、「承久の乱」、「建武の乱」など幾多の戦乱の舞台ともなり、そのたびに橋は焼き落とされたそうです。

唐橋を現在の位置に移し整備したのは、かの有名な織田信長です。
さらに「本能寺の変」の時に、織田信長を討った明智光秀が安土城を攻めようとした時に、地元の城主である山岡景隆がこの唐橋と瀬田城を焼いてこれを阻止したと伝えられています。
瀬田の唐橋