
先輩社員インタビュー

【氏名】A.Y
【部署】知的財産本部 外国出願グループ
【担当業務】外国出願事務
【出身】青山学院大学大学院 総合文化政策学研究科 卒
これが私の仕事
知財を通して日本と世界を繋ぐ、特許を通して自分と世界が繋がる!
国内企業と国外特許庁の間を仲介し、クライアントである日本企業が各国で特許権を取得できるよう事務的にサポートするお仕事です。日本企業と現地法律特許事務所と日々メールでのやりとりを行い、日本の発明品(製品やシステム)に対して特許権が付与されるよう手続きを行います。時にはシビアな期限管理を求められ、特許技術者や翻訳者の方々と協力しながらタイトなスケジュールで業務を進めていくこともありますが、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、また中国、韓国、タイ、ベトナムといった多様な国々の特許庁や現地代理人と関わって、特許権取得のために手を取り合いながら一歩前進していく今の業務は大きなやりがいがあります。また自らの日々の進歩も強く実感できます。
仕事で一番うれしかったこと
真新しい特許証が手元に届く時の大きな喜び、面白さ
日本企業の発明した製品やシステムが海外特許庁に認定され、真新しい特許証が手元に届く時の喜び、面白さは何にも変えられません。一つの技術内容が特許権を取得するのは容易なことではなく、特許庁から下される拒絶通知に対して何回も明細書を作り直し、場合によっては7年以上もかけてやっと特許証を手にする場合もあります。こうしてクライアントと現地代理人と共に一案件に対し何年も付き添い、時には度重なる審議を重ね、一体となって前進することが求められます。意見に擦れ違いが生じることもあり、法定期限当日に応答書を提出することもあります。しかし、こうして国内企業と国外特許庁との間を仲介し、日本と世界を繋ぐ重要な役割を担っているのがIPAであり、また外国出願事務の業務です。私はこの仕事に誇りを感じています。
この会社を選んだ理由
外国出願に特化したIPAだからこそ、グローバルな視野を持って働ける!
大学院に入学した際、アルバイトを探していて出逢ったのがIPAでした。当時の私にとって「特許」や「知的財産」は未知の世界でしたが、業務を続けていくうちにIPAのクライアントである日本の一企業が海外での特許権取得に成功した、その一過程に自らも確かに携わったことを実感できるようになり、知財を通した世界の繋がりの中に自分自身も関わっていることを強く感じるようになりました。こうして外国出願に力を注ぐIPAの仕事の魅力にどんどん惹き込まれ、気づけばそれから2年半も経っていました。
これまでのキャリア
入社以来、外国出願事務を担当。
先輩からの就職活動アドバイス!
外国出願事務と聞くと、並外れた英語能力や理系の知識が必要と思われるかもしれませんが、人文系出身で語学能力が十分ではない私でも、業務中に障壁を感じたことはありません。とりわけ社員教育制度が充実しているIPAでは、研修現場で自発的に学び、周りの先輩社員にも丁寧に教わることができます。ですので、英語能力や理系の知識の有無は一切気にしないでください。それよりむしろ、誠実に、正確に、着実にお仕事に携わることのできる学生の方々を期待しています。